駅
駅前で 「ビッグイシュー」という雑誌を売っている
ホームレスの 知り合いができた
ときどき そのおじさんから ビッグイシューを買って
彼と すこしだけ 立ち話をする
そういう風に 少しでも 話せる人がいるのは
話す相手がいるのは ありがたいと思う
お互いの過去を まったく知らないことも ありがたい
いつか ぼくが 誰とも話すことがなくなったら
そう思うと おそろしくなる
すくなくとも 今は 日記を読んでくれる人がいる
どこかに そういうふうに つながっている人がいるのは
とんでもなく 幸運なことだなあ と思う
山田
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