2014年2月13日木曜日

都々逸 ①




鬢のほつれは夜風の咎よ それをあなたに疑られ

(びんのほつれは夜風のとがよ それをあなたにうたぐられ)

弱虫が たった一言小さな声で 捨てちゃいやよと言えた晩

明けの鐘 ごんと鳴るころ三日月形の 櫛が落ちてる四

禿げ頭 抱いて寝てみりゃ可愛いものよ どこが尻やら頭やら
                                     

                               

                                  

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