2023年2月11日土曜日

やさしさ


ピシンギーニャ(ブラジル, 1897~1973)の作品です。 

カリニョーソは、ブラジルの第二国歌とも言われます。 

********************

CARINHOSO (やさしさ)  (訳:山田 リオ2001)    

なぜだろう。
私の心臓は、幸せに鼓動し
私の眼はいつも微笑んでいるのに
歩いて行くこの道も、あなたも   
なぜか、同じように、私から逃げて行く。

ああ、あなたが私の思いをわかってくれたら
どれほど、あなたを求めているか
わたしのほんとうの心をわかってくれたら

来て。わたしのぬくもりを感じに
私の唇が、あなたを待っているから
来て。胸の痛みを癒しに
私の心の大きな空白を、
あなたが満たしてくれる
その時。それが。
私の幸せ。ほんとうの幸せ。
私の、心臓・・・・・    
    
(All rights reserved 、2001 Rio Yamada)


2 件のコメント:

  1. コメントありがとうございます。ずいぶん長い間、この歌と一緒に歩いてきました。初めてこの歌詞を訳したのは2001年でしたから。時の経つのは怖ろしく速い・・

    返信削除
  2. 匿名さん、コメントありがとうございます。同感です。初対面のブラジル人のグループに、ぼくがいきなりこの歌を歌ったことがあります。もちろん全員が知っていて、一緒に歌った。そういうな歌なんです。

    返信削除