2011年11月7日月曜日

一石路の俳句


シャツ雑草にぶっかけておく

麦負うて来て汗うつくしき青年なり

一日のポケットから何もかもつかみだした

屋根屋根の夕焼けくる明日も仕事がない

暗い山のほかはびっしり星だ

お前が死んでからも来る新聞を畳にひろげる

けもののごとく来てがさがさと冬の部屋をさがす

平和がほしい誰にもにおう夜の木の芽

                          栗林一石路(1894~1961)

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