橙(ダイダイ)の果実で、今年もマーマレイドを作った。
酸味と甘味、そして苦味もしっかりあって、気に入っている。
このマーマレイドと、堅くて重いライ麦パンの組み合わせを、
今日から、最大限に楽しむことができる。
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| rio yamada photo |
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| rio yamada photo |
「ラスト♪ソング」という本を読んだ。
著者の佐藤由美子さんは音楽療法士で、たくさんの人の最後を見届けた。
認知症やガン、そういう病気で旅立つ人の最後の瞬間、もう意識が無いと思われる人に、
その人にとって特別な意味を持つ音楽を聴かせた時、しばしば、不思議なことが起こる。
それを目撃した佐藤さんの実体験を記録した本だ。
僕が逝く時は、何を聴きたいだろう。
歌なら、アレかな。楽器だけの演奏なら、ピアノ曲かな。
あの人が書いた、あの曲を、Xさんが弾いた、あの録音がいいな。
いずれにせよ、一生のおしまいの最期に聴くなら、
ゆっくりした、pp 静かなしずかな音楽がいいな pp。
うん。それがいい 。
| ■2011/04/01 (金) |
| ■2006/07/02 (日) 蜂 |
静かだったあの町の 家の小さな庭に
蜂が来るようになった
スズメバチが 最初の常連で
アシナガバチも 来るようになった
毎朝 水を飲みに来るのだ
なにしろ ここは砂漠の町なので
すべてが乾燥している
わたしが 朝 野菜に水遣りをするのを知っていて
その時を 待っているのだ
庭に出ていくと すぐに翔んで来て
頭のまわりを ぐるぐる翔び回る
スズメバチも 知り合いだから 安心だ
一通り ホースで水をまいて
レンガや 塀にも 打ち水をする
蜂は バジルの苗がお気に入りで
水玉が光るバジルの葉にとまって
ゆっくり 水を飲んでから
垂直に上昇して どこかに翔んでゆく
帽子をかぶって リュックを持って
仕事に出かける時でも おかまいなしに
耳のそばで あの蜂の声で
「水をくださいいいいいい」と言うから
急いで出かける時だって
やっぱり 水をあげないわけにはいかない
子供のころから 昆虫や鳥とは 深いつきあいだった
複雑でやっかいな 人間とのつきあいより
それは はるかに心安らぐものだから
ある意味 彼らは ほんとうの友人とも言える
でも 今になって あの頃を振り返って 思う
あの 砂漠の町の 人間ではないご近所さんたちは
残された 命の時間を 共に生きる彼らは
わたしにとって かけがえのない 仲間だ
Copyright ©2006RioYamada
とくに、豊かな内容の原稿が来て、
それを、楽しみながらあれこれと考え、
書き、読み返し、書き直し、訂正し、
あれこれ工夫して書く時間は、本当に楽しい。
あっという間に時間が、日々がすぎて行く。
出来上がってしまって、原稿を送った後は、
大切なものを失ったようで、淋しい。
そんなことなら、もっと時間をかけて、
ゆっくりやるんだった、と後悔する。
でも、また仕事が来ると、
もう、楽しくて、どんどんやってしまう。
そして、仕上がってから、また、後悔する。
むづかしいものだ。
ところが、ときには、というか、しばしば、
送ってしまった後で、失敗に気がつく。
まったく、自分は、不注意で、愚かなやつだ。
しかし、後悔しても、もう、遅い。
でも、後悔。 やまだ