2023年3月11日土曜日

 ルイス・キャロルの「アリス」と「鏡の国」、

本当に長い付き合いで、お世話になりっぱなし。

ジョン・テニエルのイラストレーションも。

そして、散りばめられている詩、ナーサリーライムの世界が、もう・・・・・・。

「ハンプティーダンプティー」、「セイウチ大工の二人連れ」、

そしてもちろん、「ジャバーウオッキー」、ね。

このライムは「鏡文字」、裏返しの文字で書かれたもので始まるんだけど、

言うまでもなく、これは「鏡の国」につながる。

でも、こういう説明とかは、いらないと思う。

ライムの謎解きも、意味不明の造語ばっかりの詩の謎解きも、面白いけど、

解説書とかは読まない。僕はいつも、読みながら、自分で考えて楽しむ。

アガサ・クリスティーの小説と同じで、自分で考えるのが楽しい。

題名の、"Through the looking-glass"は、誰かに、鏡を通り抜けてもらうんじゃなくて、

自分自身で、鏡の中に入って行く、それがいいんだと思う。



0 件のコメント:

コメントを投稿