ルイス・キャロルの「アリス」と「鏡の国」、
本当に長い付き合いで、お世話になりっぱなし。
ジョン・テニエルのイラストレーションも。
そして、散りばめられている詩、ナーサリーライムの世界が、もう・・・・・・。
「ハンプティーダンプティー」、「セイウチ大工の二人連れ」、
そしてもちろん、「ジャバーウオッキー」、ね。
このライムは「鏡文字」、裏返しの文字で書かれたもので始まるんだけど、
言うまでもなく、これは「鏡の国」につながる。
でも、こういう説明とかは、いらないと思う。
ライムの謎解きも、意味不明の造語ばっかりの詩の謎解きも、面白いけど、
解説書とかは読まない。僕はいつも、読みながら、自分で考えて楽しむ。
アガサ・クリスティーの小説と同じで、自分で考えるのが楽しい。
題名の、"Through the looking-glass"は、誰かに、鏡を通り抜けてもらうんじゃなくて、
自分自身で、鏡の中に入って行く、それがいいんだと思う。
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