淋しさの底ぬけて降るみぞれかな
内藤丈草 (1662~1704)
音楽用語のFinale, フィナーレのことから。
クラシックのソナタ形式で、最初に第一楽章、ね?
それが終わって、次は第二楽章、みたいに進んでいって、
とうとう最後に来るのが、フィナーレ、意味は、最終章。
これで終わりですよ、ということなんだけど、でも、たまに、
フィナーレの最後のところにCoda, コーダというのがくっつくことがある。
まだなんか言い残したことがあるので、くっつけるんだけど、まあ、尻尾ね。
意味は、日本語では、結尾とか結句とかいって、わかりにくいけど、
つまり、コーダは、「終わりの、おしまいの、おまけ」。
最後に、もう一言だけ言わせてね、みたいなことです。
山田リオ
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