自信のない詩人、山田リオが書いた詩、作文など、いろいろです。 Copyright © Rio Yamada. Watermark テンプレート. Powered by Blogger.
手拭も柄が悪いと手を拭かれ
焼きたてのさんまに客のくるつらさ
味の素あまり不思議でなめてみる
同業に悪く言われて金が出来
のみの子が親のかたきと爪を見る
古今亭志ん生 (1890~1973)
この人、好き ヴァハン・クルドイアン RY
萩原朔太郎 (1886~1942)
松林の中を歩いてあかるい気分の珈琲店をみた。遠く市街を離れたところでだれも訪づれてくるひとさへなく林間の かくされた 追憶の夢の中の珈琲店である。をとめは恋恋の羞をふくんであけぼののやうに爽快な 別製の皿を運んでくる仕組私はゆつたりとふほふくを取つておむれつ ふらいの類を喰べた。空には白い雲が浮んでたいそう閑雅な食慾である