・・・そしてわたしは一生の間、
わたしが惹かれた人たちの後を追いかけて、
酔っぱらいみたいに、よろよろ歩きながら生きてきた。
わたしが惹かれたのは、狂った人たちだった。
狂ったように生き、狂ったように語り、
狂ったように救いを求め、すべてを飢えたように願い、
同時に、そのひとたちは、けっしてあくびなんかしないし、
みんなが言うようなことは絶対に言わない。
ただ、燃える、燃える、燃える、燃える、
ローマ時代の黄色いロウソクが
宇宙にむかって爆発するように・・・
ジャック・ケルアック(1922 – 1969)
訳:山田リオ
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