2021年10月23日土曜日

浮揚 その後

9月24日の日記に 浮揚する夢のことを書いてから 

きっちり一ヶ月後

今朝 早朝に 浮揚する夢を見た

子供の頃見て以来だから ずいぶん久しぶりだった

でも 今朝の夢は 

ぼくが 大きなバランスボールにしがみついていて

バランスボールは ぼくをぶら下げたまま 昇って行く

この夢 何かを伝えたいのか 何かの象徴なのか  

とにかく ぼくは バランスボールにつかまったまま

ふわふわ ふらふら 上に向かって 

どんどん 昇っていく

そういう夢だった                   ヤマダ

rio yamada photo



2021年10月17日日曜日

本

 もとは 母の本棚にあった本です

この本は 僕といっしょに あちこち 外国にも行って

そして いまは ぼくの本棚にあります                  やまだ
































2021年10月14日木曜日

ごあいさつ

 私のルームメイトが

朝のごあいさつです                  

3枚の写真、みんな同じに見えるかもしれませんが、

口器(クモの口のこと)が違います。よく見てね。

実は 「おはよう」と言っているのです。

                 やまだ





←「お」と言っています。

口器が閉じているでしょ?







↑ これは、口器が全開です。 「は」と言ったところ。

↓ これは、「よう」と言ったところです。

rio yamada photo










では、どうぞ、良い日を。

2021年10月12日火曜日

むこうがわ

音のむこうがわ

絵の具のむこうがわ

文字のむこうがわ

時間のむこうがわ

海のむこうがわ

夕焼けのむこうがわ

橋のむこうがわ

一生のむこうがわに 

Copyright©2021RioYamada     山田リオ

rio yamada photo





2021年9月30日木曜日

砂

こんなにもしずかな指でひらくなら手紙の文字はさらさらの砂

                         岸原さや 



2021年9月20日月曜日

過去

 こしかたのゆめまぼろしの花野かな

              久保田万太郎(1889~1963)

2021年9月7日火曜日

猫の名前

猫の名前は、昔からカタカナで二文字、というのが多いようだ。猫に苗字を与える、ということはほとんど行われていない気がする。しかし、猫には、カタカナの下の名前より、きちんとした苗字をつけることが相応しいように 思われる。夏目漱石の「吾輩」の猫には、名前がなかったようだが、「苦沙弥」、とか、「水島」などという名前をつけても良さそうだ。内田百閒が愛した猫は「ノラ」という名前だったが、これも、やや納得が行かない。百鬼園先生の相棒、「平山」なんていうのもいいし、「甘木」という名字もいい。「甘木、ご飯だよ。」「甘木、仕事中だから邪魔するな。」とか。猫で有名な養老孟司先生が愛した、今は亡き「まる」。この「まる」に苗字を与えるとすれば、奥本大三郎の「奥本」、なんてどうかな。あるいは、南方熊楠の、「南方」は?

あ、これ、本気にしないでね。酔っ払いのたわ言ですからw。







2021年9月3日金曜日

火

 飯が炊ける香り

湯気の色

薪がはぜる音 

炎の色

いま ここにある 

いま 目の前を過ぎて行く

この 時間を 見ている

いま  

       山田リオ 09/04/2021

rio yamada photo


 

 

2021年9月1日水曜日

火

しばしばもわれに虚のときありぬうしろにかならず猫が来てゐる

街はもうポインセチアのころとなり生老病死みな火と思ふ

                小島ゆかり (1956~)




2021年8月27日金曜日

過ぎて行く(ブラジル)


 

サンバです。ボサノヴァではありません。「過ぎて行く」という唄。

これを聞いて、元気を出してください。

僕の中では、これ、サンバの名曲、「サンバの中のサンバ」です。

これを聞けば、リオの人たちがカルナヴァウに一晩中踊れる理由がわかります。

歌詞は非常に長いので、訳さないでおきます。

この歌のだいたいの内容は、サンバの過去、現在、そして未来のこと。「過ぎて行く」のはサンバの楽隊とダンスの行列でもあり、音楽家たちも、人々も、苦しみも悲しみも、時代も、何もかも、すべてが過ぎ去っていく。でも、最後には、とうとう、あの日が、カルナヴァウが、喜びを連れて、やって来る。

あの時代に、この道を過ぎて行ったサンバは、今も目の前の石畳の上を過ぎて行くけれど、サンバはこれからも、永久に、決して滅びない。そういう唄です。この唄を書いたのも、この動画で歌っているのもチコ・ブアルキです。

もし可能なら、ですが、踊りながら聞いてください。



2021年8月23日月曜日

雲


さびしさはみづがねいろの雲となりながれてゆきぬこの世のほかへ

                                                              永井陽子(1951~2000)

2021年8月20日金曜日

黄色いシャツ Camisa Amarela

                               アリ・バホーズ (1903~1964, ブラジル) 

                   訳:山田リオ

大通りで 黄色いシャツを着た あいつに出会った

花売りの唄を 歌いながら 花売りの唄を

あいつに 一緒にうちに来ない? と言ったら

あいつは 皮肉な笑みを浮かべて

つむじ風のように消えた

ほんとうに つまらない男

あいつは 食べ過ぎて 太っていたし

物干しで ヒラヒラ 風にゆれていたんだから

しばらくして ラルゴ・ラパのカフェで あいつを見つけた

五杯目のカシャサを飲んでいるところを

冗談じゃない

あいつは 朝の七時に戻ってきた

水曜日の 朝の七時にだ それに 酔っ払って

庭師の唄を歌いながら そう 庭師の唄を

重曹入りの水を飲みながら あいつは私に話しかけた

まったく ろくでもないやつ

ベッドにぶっ倒れて 靴も脱がなかった

そのまま 一週間 いびきをかき続けた

目覚めて あいつは私に 喧嘩をふっかけた

なんてやつ でも いいんだ

それに あいつは 亭主関白

でも そこがおもしろい あいつは最高だよ

だから 何があっても 気にしない

黄色いシャツなんか 燃やしてやる

あんなあいつが 好きだから

冗談じゃない

あいつは 私だけのもの

私の 大好きな 男だから









2021年8月16日月曜日

川

 短夜(みじかよ)のあけゆく水の匂いかな

          久保田万太郎 (1889~1963)

2021年8月9日月曜日

日々

 日々 戦場を行く

コンビニまで ミルクを買いに行くとき

バスを待っているとき

弾丸が いくつも 耳のそばを飛び過ぎる音が聞こえる

でも まるで 何事もないふりをして

知らん顔で 空を見る 花を見る

そういう 日々 

いつ終わるとも知れない

そういう 日々

           山田リオ

               

rio yamada


2021年8月7日土曜日

雨の日


                       Carmen McRae   カーメン・マクレイ (1922~1994) 

2021年8月6日金曜日

2021年8月5日木曜日

夏

終わらない夏がだれにもあることをさやいんげん刻みつつ思へり

            笹井宏之 (1982~2009)


rio yamada photo



2021年7月31日土曜日

舟

 ひとが死ぬニュースばかりの真昼間の私はついにからっぽの舟

               笹井宏之(1982~2009)

rio yamada














2021年7月28日水曜日

イワシという名のロゼワイン

rio yamada photo
イワシ という名のロゼワイン
このワインを わたしは好きなので
昨日の夕食の時に 呑むことにした
オマール海老を 買ってきたので
海老をグリルで焼いて それと一緒に
よく冷やした イワシ を呑んだ
綺麗なバラ色のイワシワインは 私を 
短い間だけれど しあわせにしてくれた
今は朝 窓の外は 何か不穏な雰囲気で
雨が来そうな 空気が重たい そういう朝
               ヤマダ 
 

2021年7月22日木曜日

ココニイル


 人々が みんな立ち去っても 私 ここにいるわ

         12/01/1984  松任谷由実 (「ノーサイド」という歌から)

rio yamada photo


2021年7月8日木曜日

海

 生きているどのことよりも明々といま胸にある海までの距離                     明々(あかあか)

                                                          永井 陽子(1951-2000)


2021年7月1日木曜日

雨の日

 出かけたくない気持ちもあったけれど

好きなパンが食べられないと困るので

激しい雨の中遠くのパン屋まで行った

パン屋は静かで欲しかったパンが買えた

帰り道では雨がずいぶんやさしくなった

雨の日は好きだから行ってよかったと思う

               R.Y.

rio yamada photo



2021年6月30日水曜日

お、

 おにぎりがもらえるまであるくから もらえないってことはないんだな。

               山下清(1922~1971)




2021年6月25日金曜日

桃

 透き通る桃に歯ブラシ当ててみる(こすってはだめ)こすってはだめ

                笹井宏之(1982~2009)

rio yamada photo


2021年6月22日火曜日

安心の

 この 色 堅さ 香り  

そして 小麦とライ麦の 深い味

存在自体が 心の やすらぎ    

                やまだ

rio yamada photo



2021年6月17日木曜日

そうだ

 旅に出よう どこか 遠いところへ

ボスニア なんていいな

乗り継ぎが けっこう多いけど

それでも 行きたいなあ

もし それが無理なら

そうだ 大須へ行こう

そうしよう          ヤマダ



         

2021年6月10日木曜日

捨てられないシャツ 2007

 むかしむかし 砂漠に住んでいたころ

救世軍の古着屋に ずいぶんお世話になった

このシャツの値段は 1ドル ありがたかった

前の人が 着て 洗って いい味が出ている

このシャツは 麻で 風通しがよく 気持ちがいい 

ずいぶん 永いあいだ 着ているけれど

大好きなシャツだから 今でも 夏が来れば 着る

死ぬまで着るんだ 何があったって 捨てるもんか

                やまだ

(後記:今でも着ています。2024 山田)

rio yamada photo


2021年6月9日水曜日

虹

いつでも 手で触れられる場所に 置いてある 虹

私だけの 専用の 虹

この貝殻は ヴァイオリンの弓のフロッグ(持ち手)の一部にもなる

音楽を奏でる時にも 虹は必要なのだ

                  山田

アワビは 死んでしまったあとに こんなきれいな 虹を置いて行く

ぼくは いったい なにを置いて行くんだろう    やまだ 


rio yamada photo


2021年6月3日木曜日

Orchid

今年も また 忘れずに 咲いてくれました

              ありがとう

rio yamada photo