Do Nothin' Till You Hear from Me
(わたしが言うまでなにもしないで)
歌:エラ・フィッツジェラルド
テナーサックス:ベン・ウェブスター
ヴァイオリン:スタッフ・スミス
1956年録音
ベンはいろいろ聞いたけど、これが一番好き。
スタッフ・スミスは、ぼくがNYハーレムのジャズ学校に行ってたときに、
だれかが教えてくれた。今でも大好きなヴァイオリニスト。
2018年4月22日日曜日
2018年4月17日火曜日
おやすみ
「人生は、喜びに溢れた悲劇だ」
バーナード・マラマッド(ユダヤ系アメリカ人)
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体調がイマイチなので、しばらくお休みします。
まだ生きているので、だいじょぶです
やまだ
バーナード・マラマッド(ユダヤ系アメリカ人)
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体調がイマイチなので、しばらくお休みします。
まだ生きているので、だいじょぶです
やまだ
2018年4月15日日曜日
夜の雨 2004
■2004/11/22 (月)
今晩は雨ですので、特別に掲載しました)今晩は雨で、さっき、外を見たらまだちゃんと雨が降っているので、非常に心が落ち着きます、そして雨がうれしくて眠る気にならないので、もうしばらく起きていることにします。
損と得、ほめられるのと悪口言われること、楽しいことと苦しいこと、好きと嫌い、嬉しいのとイヤナの、全てのことには両方があって、でも、どれもがずっと変わらずにあるのではなくて、全部がかならず変わります、全部がかならず消えます、なくなります。
いいことも悪いことも、体も心も、それ以外のすべて、なにもかも、あらゆることも、あらゆる物も、すべてが、いつかかならず変化し、消えてなくなります。
今生になにも願わず、執着せず、そして来世なんてものにも期待せず、望まず、自分にも他人にも誰にも、何一つ望まず、ただ生きて、そして死んでゆく。
そういうふうになれたら、なんてことを考えています。

山田リオ
電気の消えた部屋の
窓の外からは
雨の降る音が聞こえてくる
あたたかいベッドの中に横たわって
雨の降る音を聞いている
それは
無数の雨粒が
空の高いところから落下してきて
それぞれの粒が
屋根土石植物水家ガラス
いろんなものの上に落ちて
そしてそれぞれが雨粒から
水というかたちに戻る音なのだが
そうやって聞いていると
わたしが
野の獣や鳥になったような気持ちがする
なんとかして濡れないように
暗い夜のなかで
それぞれの場所でうずくまって
生きようと
朝の光を震えながら待っている
朝が来て
まだ生きていれば
夜の間に降ったきれいな水を飲むことだってできる
あたたかいベッドのなかに横たわって
雨の音を聞いていると
いつかホームレスになる日のことを
想像する
ホームレスになったら
やっぱり
野の獣や鳥のように
真っ暗な空を見上げ
とこか安全なやさしい樹木の陰で
雨に濡れてうずくまり
自分を抱きしめながら
朝が来ることを祈るんだろう
そして朝がきたら
木の葉なんかにたまった雨水を飲んで
陽光に光る梢を見上げながら
なにかに
朝まで生きられたことを
感謝するんだろう
Copyright ©2004RioYamada
"Night Rain" Rio Yamada
From outside the windows
Of this dark, quiet room
I can hear the sound of falling rain
Lying on the warm bed
Listening to the sound of the falling rain
The sound of countless raindrops
Falling from a very high place in the sky
After traveling a vast distance and then
Each drop will hit various things on earth
Such as roof, soil, stone, plant, water or glass
Then, all going back to the original form of water
As I listen, lying in the warm bed
I feel as if I became a wild animal or a bird
Trying not to get wet, crouching
Trying to stay alive, waiting all night
And if and when the morning comes, and if I am still alive
I might be able to even drink clear rain water
As I keep on listening to the sound of the falling rain
I imagine the day that I will become homeless
And if I become a homeless
I will probably find a safe place under a kind tree
Still getting wet, but crouching and hugging myself
Praying for the morning to come
If the morning really comes
I will maybe lick water off wet tree leaves
Looking up to the treetops glistening in morning sunlight
I shall probably thank something
For being able to have lived
Through the night rain.
Copyright ©2004RioYamada
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夜の雨
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